離婚のお話No.1　調停には弁護士を連れて行かなきゃダメだ！

この話はフィクション・・・かもしれない。

読者のご想像にお任せする。

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私には離婚歴がある・・・

「離婚は結婚の10倍大変だ」とよく言いうが、それは嘘だ。

離婚は結婚の100倍以上大変だっ！！！

調停も何回経験してきた事だろうか・・・

私の離婚理由は今は置いといて、今回は調停のお話。

調停には「離婚調停」や「円満調停」など様々なものがある。

金銭の貸借でモメた時に、借主と貸主が話し合うのもこの調停である。

また、自分と相手方が同じ卓（テーブル）に着く調停もあれば

時間を区切って（30分単位等）、別々に呼ばれ、相手の顔を見ずに、

調停委員に自分の言いたいことや相手に対する意見・伝えてほしい事を述べるタイプの調停もある。

（離婚関係は後者が多い・・・と思われる。私はそうだった＾＾；）

そんな調停だが、このブログを読んでくださっていて、かつ、調停を考えている方に

私が１つアドバイスしたいのは「必ず弁護士を連れて行け！」ということである。

弁護士さんは委任契約を経て、自分の代理人となる。

そして、法的にアドバイスをくれつつ、自分の代わりに様々な主張も行ってくれる。

自分が知らない知識だけでなく、弁護士さんの経験からいろんな事を教えてもくれる。

委任契約をするということは当然費用がかかる。

着手金（最初に払うお金）だけでなく報酬（終わってから払うお金）も必要だろう。

しかし、それでも弁護士さんは連れて行かなければならない。

なぜなら調停委員及び相手方は、弁護士と一緒に居ない自分を舐めてかかってくるからだ。

相手方や相手方代理人（弁護士）だけでなく、調停委員まで舐めてかかってくるから始末が悪い。

そう！弁護士さんに委任するメリットはもちろん大きいのだが、

委任しない時のデメリットがとにかく大きいのだ。

（デメリットが無くなるというのはメリットの1つでもあるが。）

相手方が弁護士さんを雇っていれば、尚更なのである。

そんなデメリットを解消するために弁護士さんに委任し、

調停には一緒に行ってもらわなければならない。

間違えて欲しくないのは「一緒に行った方が良い」ではない。

「一緒に行かなければならない」である。

「自分が少しでも有利な結果に・・・」と誰しもが思うであろうが、

弁護士さんを連れて行かなければ、「どう考えてもこんな結果おかしい」

という結末を迎えかねない。

調停調書は裁判の判決と同じ効力を持つ。

調停が終わり、後から冷静になって「こんなの受け入れられない」

「普通に考えてもこんなのおかしい」と思っても後の祭り。

調停で合意が出来、調停調書が出来るまでに調停を取り下げるか、

調停での話し合いの合意が出来ず、不調として調停を終わらせる

（これも結局は調停を取り下げるのと同じ。）かをしなければ、

調停調書に書かれた内容は確定してしまう。

「自分に有利な結果」が出ないまでも、「自分に極端に不利な結果」を

もたらさないために弁護士さんは連れて行かなければならないのである。