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離婚のお話No.3 調停委員にはとんでもない人がいるぞ!Part2

公開日: : 最終更新日:2018/10/07 離婚のお話

この話はフィクション・・・かもしれない。

読者のご想像にお任せする。

・・・

・・・

・・・

調停委員にはそれなりの歳の方が多い。

これは人生経験を通じ、様々な角度からアドバイスや話が出来るようにだろう。

ググるとこんな説明を見つけた。(長いので読むのが億劫な人は飛ばしてください。)

「調停とは,私人間での紛争を解決するために,裁判所(調停委員会)が仲介して当事者間の合意を成立させるための手続です。調停委員は,裁判官または調停官と共に調停委員会のメンバーとして,当事者双方の話合いの中で合意をあっせんして紛争の解決に当たっています。調停は,どちらの当事者の言い分が正しいかを決めるものではないので,調停委員は,当事者と一緒に紛争の実状に合った解決策を考えるために,当事者の言い分や気持ちを十分に聴いて調停を進めていきます。また,調停委員は,自分が直接担当していない事件についても,他の調停委員会の求めに応じて専門的な知識経験に基づく意見を述べることもあります。

調停委員は,調停に一般市民の良識を反映させるため,社会生活上の豊富な知識経験や専門的な知識を持つ人の中から選ばれます。具体的には,原則として40歳以上70歳未満の人で,弁護士,医師,大学教授,公認会計士,不動産鑑定士,建築士などの専門家のほか,地域社会に密着して幅広く活動してきた人など,社会の各分野から選ばれています。

調停には,地方裁判所や簡易裁判所で行う民事調停と家庭裁判所で行う家事調停があり,調停委員も,民事調停委員と家事調停委員に分かれています。その基本的な役割は,同じですが,事件の内容等に応じて,最も適任と思われる調停委員を指定するなどの配慮をしています。例えば,民事調停では,建築関係の事件であれば一級建築士などの資格を持つ人,医療関係の事件であれば医師の資格を持つ人など事件内容に応じた専門的知識や経験を持つ調停委員を指定しており,また,家事調停では,夫婦・親族間の問題であるため,男女1人ずつの調停委員を指定するなどの配慮をしています。

なお,調停委員は,非常勤の裁判所職員であり,実際に担当した調停事件の処理状況を考慮して手当が支給されるとともに必要な旅費や日当が支給されることになっています(民事調停法第10条,家事事件手続法第249条第2項)。」

あいつら、調停委員って、あんなんで金もらってんのか?(怒)

・・・

さて、あなたが配偶者の浮気が原因で離婚調停を申し立てたとしよう。

調停委員はきっと離婚を踏みとどまる様にあなたを説得してくるだろう。

あなたの中では離婚が決定し、いきなり離婚訴訟が出来ないから

しょうがなく離婚調停を申し立てているのに・・・

離婚訴訟になれば、浮気という事実があればほぼ確実に離婚という結果を迎えることになるだろうに。

それでも調停委員は「お互い様だ」的な事を言い、何とか踏みとどまらそうとする。

確かに「縁があって、せっかく夫婦となったのだから、何とか上手くやり直させたい」という考えはわかる。

しかし、調停委員のそういった行動原理はこれだけではない。

私の経験と見聞した上での意見だが、調停委員は「浮気」というものを軽く考え過ぎている。

離婚訴訟では離婚理由として明確に挙げられている1つであるのに。

さて、なぜ調停委員は「浮気」というものを軽く考えているかというと・・・

そもそも調停委員とは上記で記載した様に、それなりの人間が選ばれる。

「それなりの人間」というのは、医師や大学教授、士業(サムライぎょう)等、

ある意味「ある程度成功した人間」という事だ。

ところで「浮気する人はどんな人が多いか」知っているだろうか?

「浮気性(うわきしょう)の人」・・・それは当然正解である。

人は「何度も浮気する人」と「全く浮気しない人」の2タイプに別れるらしいから。

「浮気性の人」とは前者であろう。それは正解であるが、

浮気をしたくても様々な事情で出来ない人だって居る。

例えば「本当に、本当に食っていくのに精一杯の人」がそうだ。

(まぁ、そういう人は浮気願望すら出てこない人が大半だろうけれどww)

地域や年齢、性別に関係なく浮気性の人間が均等に分布していると仮定すると、

浮気というものは「年収の高い人」に多く見られる。

そりゃそうだ。浮気するにも時間や金はかかるのだから。

ある程度のお金を持っていて、時間も融通が利く人間が浮気しやすいに決まっている。

では「年収の高い人」というのはどういう人か・・・

それは言い換えるならば「ある程度成功した人間」だと言える。

つまり調停委員は浮気をしやすい立場に居る人間だと言える事が出来る。

実際、私の周り(正確には元嫁の周り)には居たのだ。

何度も浮気をしているのに長い間調停委員に選ばれていたことがある、元調停委員が・・・。

私が言いたいのはそんな人間が調停委員をやっているという事実である。

そんな人間が調停委員になろうものなら、そりゃ離婚を軽視するに決まっている。

・・・

なお(前回少し述べたが)現在、「忌避(きひ)制度」という、

自分に合わない調停委員を変更させる制度は使えず、

どれだけ合わない調停委員であっても変更は認めてもらえない。

もちろん「調停委員の全員が全員浮気している」と言ってるわけではないし、思ってもいない。

ただ、調停委員にはそんな人間も居る、そんな人間が選ばれたりもしている、というのが事実なのである。

離婚調停を申し立てるあなた、気をつけていただきたい。

そんな人間が調停委員をしていることもあるという事を頭の隅にでも置いといていただき、

調停委員の戯れ言に惑わされない様にしていただきたい。

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