刀　vol.3　太刀拵

刀には打刀（うちがたな）と太刀（たち）があります。

「刃の長さ」と「銘を切る位置」で区別するらしいですが、

その背景には刀自体の携帯の仕方の違いがあるのです。

打刀は刃を上向きにして腰に差すのですが、太刀は太刀緒を使って

腰から下げる形で携帯するのです。

時代によって主流が違ってたみたいですね。

（戦の仕方が変わったりしたからみたいです。）

長さが短い方が抜刀しやすいのは当然でしょうけれど、

身分の位によって携帯出来る長さが違ってたらしいですし、

銘の切り方にも例外があるので、

なかなか判断しヅラい（らしい）です。

まぁ、そもそも「模造刀に銘は切ってない」でしょうけれどねwww

ちなみに「拵」は「こしらえ」と読みます＾＾

さて、本題に入りますが・・・＾＾；

まず、鞘には綺麗な龍の模様がほどこされてます。

石突金物（いしずきかなもの。鞘の先にある金物です。）も付いて

お洒落ですよね＾＾

龍の横にはラメがほどこされてますが、これは後付けっぽいなぁ・・・

鞘の反対側も龍の続きの絵が描かれてます。

太鼓金（たいこがね）に魚が付いてて、これまたオサレ〜＾＾

そして、この派手な紐が太刀緒でしょうね。

抜刀するとこんな感じ。

そして、刀身には龍の模様が入ってます。

どこまでオサレなのでしょう・・・＾＾

太鼓金がついてる太刀はまだこれしか持ってないので、

私の刀コレクションではけっこう重要なポジションを占めてますww

あ、ただ「刀」というのは「打刀」を指す場合が多いです。

刀は奥が深いですねぇ＾＾；