ドラム　TAMA CRESTAR フロアタム 16インチ & REMO CLEAR EMPEROR

クレスターシリーズの16インチのフロアタムです。

クレスターのカラーリングはそんなに多くなく、

５種の中から選ばなくてはならなかったため、

このシェルカラーはピアノ・ブラックですね。

ピアノの様に艶のある綺麗な黒・・・。

ラグは「三角ラグ」と呼ばれるタイプ。

メタリカのラーズさんはこのタイプのラグを愛用してましたね。

ハトメとエンブレム部分はグラスタカスタムと同じくシルバー１色。

これがカッコいい！

クレスターはグランスターの上位機種だったので、

クレスターの後継としてグラスタカスタムが出たのでしょう。

これがバターサイド（打面側）です。

レモのクリア、エンペラーが張られてます。

以前にクリアのアンバサダーについて説明したと思いますが、

今回はアンバサよりも厚みのあるエンペラーです。

エンペラーは打面のフィルムが２枚になってて、

間にオイルが入っているかの様に虹色に見えたりします。

しかし、実際は何も入っていないそうです。（菅沼孝三さん談）

ボトムはクリアアンバサ。

エンペラーとアンバサは打面に使い、アンバサとディプロマットはボトムに使うって感じですかね。

まぁ、こういうのは好みなので、別にディプロマットをバターサイドに使っても問題は無いですけれど。

このクレスターは中（内側）も黒いです。

これはペインティングフィニッシュと呼ばれる仕上げですね。

シェルはペインティングとカバリングと呼ばれる仕上げ方法があるのですが、

ペインティングはシェル（太鼓の胴）に直接塗料を吹き付けます。

カバリングはカバリングシートと呼ばれるシートを巻いて接着させます。

ペインティングは上位機種にしかありません。

タムブラケットはアートスターシリーズと同じ、ゴツいのがついてますww

やっぱり私はゴツいのが好きですね＾＾；

よく見ると、フープとテンションボルト（及びワッシャー）の間に

革で出来た様なワッシャーっぽいものが挟まれてます。

これは弛み（ゆるみ）防止のためのものでしょう。

当時のデフォルトだったのか、前のオーナーがつけていたのかはわかりませんが。

このクレスターのフロアタム、機材整理のために売却することにしました。

ありがとう！クレスター！