離婚のお話No.6 間接強制
公開日:
:
最終更新日:2019/01/07
離婚のお話
この物語はフィクション・・・かもしれない。
読者のご想像にお任せする。
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私の最後の調停(子供の面会に関する調停)で調停委員に
「そんな事をしたら今までの苦労が水の泡になる」と言われた私側の主張(離婚のお話No.2参照)は
「調停調書に関節強制が出来る内容を盛り込む事」だった。
仮の話だが、男性が慰謝料を貰う側だった場合でも、
子供の親権に関しては女性が有利だ。
母性優先の原則というものがあるのだ。
この男女平等が叫ばれれる中、訳のわからない原則があるのだ。
明らかに日本は女尊男卑の国だよ。
・・・
強制執行という言葉は聞いたことがある人も多いだろう。
それは私も知っていた。
しかし、間接強制というものを私はこの時初めて知った。
どういうことかと言うと、仮の話だが、親権が相手方に渡り、
面会交流が「月1回、第○日曜、第三者機関を通じて行う」という内容が決まったとして、
相手方がもし「会わさない」等と言いだした場合、
裁判所経由で「会わせなさい!」と命令を出す事が出来るのだ。
その注意に従わなければ、罰金的なものが科され、
更に従わなければ、どんどん科料の金額は上がっていく。
そして、最後はどうなるのか・・・までは私も知らない。
それが間接強制と呼ばれるものだ。
・・・
これも仮の話だが(笑)、元嫁は別居してから全く私と子供達を会わせず、
裁判の判決で「月1回、子供と父親を会わせろ」と判決内容が出ても会わせず、
調停でこちら側がうるさく主張し、裁判所内での試験的面会にやっとのことで渋々承知させた。
しかしその後の調停では「子供は喜んでいた」とか「喜んでいなかった」とか意見を二転三転させたり、
「子供は本当は会いたがっていない、その理由は私(元嫁)にしかわからない」等という
訳のわからない理論を展開していた。
そういう事もあったので、最終的に入った裁判官はこちらの主張を認めてくれたのだろう。
ほんとに、こんな頭のおかしな人が親権者として認められて良いものか、
甚だ疑問に思う。
・・・
最終的には裁判官まで入って話し合い、結局私側の主張は通った。
余談だが、以前に書いた(離婚のお話No.2)通り、それが気に食わなかったのか、
男性調停委員はブスっとし、最後の挨拶すらしてくれなかった。
そんな態度を取る調停委員もいるが、あなたが子供を愛しているにも関わらず、
親権を奪われた側なら、間接強制の要項は入れておいた方が無難だろう。
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