離婚のお話No.13 裁判所はバカなのか?
公開日:
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最終更新日:2019/08/07
離婚のお話
この話はフィクション・・・かもしれない。
読者のご想像にお任せする。
・・・
・・・
・・・
離婚のお話No.7で話したが、ネグレクトは立派な育児放棄である。
そんな親を親権者として指定することに疑問を持つが、
それが日本の司法制度なので仕方がない。
いや、正直、「仕方がない」という思いと
「納得いかない」という思いが常に葛藤しているのが本音だ。
私は離婚訴訟で「被告(元嫁)は絶対にまたやる!」と裁判官に訴えた。
「不倫」もまたやるし、それに伴って「ネグレクト」もまたやる!と。
実際に子供達と面会の折に、子供達は
「ママは1週間のうち半分も居ない」と言っていた。
元嫁がどこで何をしているのかわからないし、そんな事はどうでも良いが、
裁判所はそうなることを予測出来なかったのだろうか?
そんなのが「子の福祉に適している」と考えているのか?
アホでもわかる。私でもわかる。
絶対にまたやるに決まっていたのだ。
それでも裁判所は元嫁を親権者にとして指定した。
本当に理解不能である。
裁判所は本当にバカなのか?
「母性優先の原則」?
なんだ?それ。
そんな原則、ク○喰らえだ!
どんな原則や基準があったとしても、状況に照らし、
臨機応変に使っていくからこそ意味があるのだろう。
人間は生きてるんだ。
生きてる人間のために法律があり、裁判所があるのだろう。
裁判所の判断で何人もの人間の人生が狂うのだ。
裁判所の判断の結果、子供達が「幸せだ」と思っていなければ、
それは「裁判所の判断が間違っていた」ということだろう。
繰り返すが、こうなることはわかっていた。
こうなることは決まっていた。
それでも「母性優先の原則」の下、元嫁を親権者に指定した裁判所は、
やはりバカとしか思えない。
・・・
私は子供達を元嫁以上に育ててきた。
私の愛情が伝わっていたから、上の子は「お父さんと暮らす」と言ってくれた。
私の両親は健在で、当時はまだ現役で働ける年齢だった。
しかし元嫁の父親は私が元嫁と別居をしてから半年後に亡くなり、
(「自分(元義父)の身体に悪いところが見つかってるから、
何とか離婚だけは思い留まってくれ!」という元義父のセリフも
私を鬼と化させない要因の1つだったと今なら思う。)
母親は半身不随の障がい者だ。
私には妹がおり、思春期の子供達の対応も可能だった。
(まぁ、私は子供LOVEなので、何でも話せる父親になるつもりで居たが。)
これだけ、こんなにも、教育環境が整っていても、それでも、
親権を取れないということは、そんなにも「母性優先の原則」というものが強いのか・・・
裁判所は、そこまで頑なに守らなければならないものなのか・・・
実際、裁判官の中で「配偶者に不倫をされた経験がある人」なんて皆無であろうし、
こういう思いは本当に味わってみないとわからないものであろう。
だから簡単に考えるのであろう。
「配偶者に不倫をされて、弁護士費用にも満たない低い慰謝料しか貰えず、
その上、子供まで奪われる経験」をした人が判決を下すなら、
絶対にこんな判決にはならないはずだ。
それに、裁判官なんて、司法試験の勉強ばかりをしてきた頭が硬い人達であろうから、
過去の判例に著しく乖離した判決を出せない(出そうと思わない)のであろう。
・・・
親権といい、慰謝料の額といい、逸失利益が認められなかった事といい、
鬱の治療代も出してくれない・・・
私は胸を張って裁判所(及び裁判官)に言いたい。
「おたく、バカですか?」と。
・・・
(ママが1週間のうち半分も居ない事について)子供達に
「寂しくないの?」と聞いたところ、子供達は「もう慣れた」と答えた。
そんな事に慣れてしまうなんて・・・
胸が締め付けられ痛かった。
子供と会えた帰りはいつも涙を流していた。
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